日本サッカー界の歴史にその名を深く刻み、現在は実業家、投資家、そして指導者として世界を股にかけて活躍し続ける本田圭佑さん。ピッチ上で見せる力強いプレーや、メディアの前で語られる「ケイスケホンダ」としての哲学は、常に多くの人々を惹きつけてやみません。
しかし、彼の圧倒的なパフォーマンスや華々しいキャリアが注目される一方で、ネット上やファンの間では長年にわたり、ある一つの疑問が囁かれ続けてきました。それが「本田圭佑の目がおかしい」「昔と顔が変わったのではないか」という外見の変化に関するものです。
トップアスリートの容姿の変化は、単なる加齢や疲労だけでなく、時に深刻な体調不良や病気のサインであることも少なくありません。本田選手の身に一体何が起きていたのでしょうか。
この記事では、本田圭佑選手の「目」に関する噂がいつ頃から囁かれ始めたのかを振り返りながら、目がおかしいと言われるようになった3つの主な理由(病気の噂や手術の痕など)について徹底的に検証します。さらに、これらの噂に対する本田選手本人の発言や、2026年現在の健康状態、そしてトレードマークとなっているサングラスの秘密に至るまで、客観的な事実に基づいて真相に迫っていきます。
いつから変わった?本田圭佑の「目がおかしい」と話題になった時期
本田圭佑選手の目に違和感を覚える人が急増したのは、突然のことではありませんでした。彼のキャリアの変遷とともに、メディアへの露出が増える中で徐々に指摘されるようになったのです。まずは、その変化がいつ頃から注目され始めたのかを時系列で振り返ってみましょう。
変化が顕著になったのは2013年(CSKAモスクワ時代)頃から
本田選手の目に「おかしい」「以前と違う」という声がネット上やSNSで目立つようになったのは、彼がロシアの強豪クラブ「CSKAモスクワ」に所属していた2013年頃からです。
この時期は、日本代表のエースとして2014年ブラジルワールドカップに向けたアジア最終予選の真っ只中であり、本田選手への注目度はこれまでになく高まっていました。毎試合のようにテレビカメラが彼の顔を大写しにする中で、視聴者は「まばたきの回数が不自然に少ない」「眼球が少し前に飛び出しているように見える」「視点が定まっていないような時がある」といった違和感を抱き始めました。
特に、イタリアの名門ACミランへの移籍が決定し、入団会見を行った2014年初頭には、世界中のメディアが彼の顔を大きく報じたため、「目が変わった」という話題は日本国内にとどまらず、海外のサッカーファンの間でも一部で囁かれるようになりました。
昔(星稜・名古屋グランパス時代)と画像で比較すると一目瞭然?
では、本当に彼の目は変わってしまったのでしょうか。星稜高校時代や、プロデビューを果たした名古屋グランパス時代の画像と、2013年以降の画像を比較してみると、その違いは確かに見て取れます。

若い頃の本田選手は、スッキリとした切れ長の一重(または奥二重)で、いかにも日本男児らしい涼しげな目元が特徴的でした。眼光の鋭さは当時から健在でしたが、眼球が突出しているような印象は全くありません。
しかし、2013年頃からの姿を見ると、まぶたの腫れぼったさが消え、二重の幅が広くなったように見えます。さらに、黒目の上の白目部分が見える「三白眼」のような状態になっている写真も多く見受けられ、眼球全体が以前よりも前方に押し出されているような、いわゆる「眼球突出」の傾向が視覚的に確認できました。この明らかな外見の変化が、「何か重篤な病気にかかっているのではないか」という深刻な噂を生み出す決定的な要因となったのです。
本田圭佑の目がおかしいと言われる3つの理由・噂
なぜ、本田圭佑選手の目は変わってしまったのでしょうか。ファンの心配やメディアの憶測が飛び交う中で、主に以下の3つの理由が「目の異変の原因」として有力視されるようになりました。
理由① バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の疑い
最も広く囁かれ、かつ信憑性が高いとされているのが「バセドウ病」を発症したのではないかという噂です。
バセドウ病とは、自己免疫疾患の一つで、首の喉仏の下にある甲状腺からホルモンが過剰に分泌される病気です。この病気の代表的な症状として挙げられるのが「眼球突出(目が飛び出て見える症状)」です。これは目の奥の脂肪組織や筋肉に炎症が起こり、腫れることで眼球が前方に押し出されるために起こります。
また、バセドウ病は新陳代謝が異常に活発になるため、常に激しい運動をしているような状態になり、異常な発汗、動悸、息切れ、極度の疲労感、体重減少などを引き起こします。2013年当時の本田選手は、試合中に異常なほど汗をかいていたり、以前のような無尽蔵のスタミナに陰りが見えたりした時期がありました。目の変化という視覚的な症状に加え、アスリートとしてのパフォーマンスにも影響が出ているように見えたため、「バセドウ病ではないか」という見方が医療関係者のコラムなどでも指摘されるようになりました。
理由② 頸部(首)の手術跡による影響
バセドウ病の噂をさらに決定づけたのが、本田選手の「首元の傷跡」です。2014年頃、試合中やインタビュー中にユニフォームの襟元から、本田選手の首の付け根(喉仏のやや下あたり)に横にスッと入った約10センチほどの手術跡のようなものがはっきりと確認されました。
バセドウ病の治療法には、薬物治療、アイソトープ(放射性ヨウ素)治療、そして「手術療法(甲状腺の摘出)」の3つがあります。投薬治療で効果が出ない場合や、プロアスリートのように早期の復帰と根本的な解決を望む場合、手術を選択することは珍しくありません。
本田選手の首の傷跡は、まさに甲状腺の手術痕の位置や形状と酷似していました。一部のスポーツ紙や週刊誌では、「極秘で甲状腺腫瘍の摘出手術を受けていた」と報じられましたが、これが目の突出(バセドウ病の眼症)と関連していると多くの人が確信した瞬間でした。
理由③ レーシック手術の失敗・後遺症という噂
もう一つ、初期の頃によく言われていたのが「レーシック手術の失敗」という噂です。本田選手は2012年6月、新宿にある眼科クリニックで視力回復のためのレーシック手術(正確にはフェムトセカンドレーザーを使用した手術)を受けたことを公表しています。
手術自体は成功し、視力は大幅に回復したと報告されていましたが、ちょうどその翌年あたりから「目がおかしい」と言われ始めたため、時系列的に「レーシック手術の後遺症で目が見開いたままになったのではないか」「手術の失敗を隠しているのではないか」という心ない噂がネット掲示板などで広まりました。
しかし、医学的な観点から言えば、角膜を削るレーシック手術によって眼球が突出したり、まぶたの形状が大きく変わったりすることは考えられません。これは、病気の噂と手術の時期が偶然重なったことによる、完全な誤解と情報の混同であったと言えます。
病気の噂に対する本田圭佑「本人の発言」と真相
これだけ世間やメディアで騒がれ、様々な憶測が飛び交っていたにもかかわらず、本田圭佑選手自身はどのように対応したのでしょうか。彼のプロフェッショナルとしてのスタンスが明確に表れています。
バセドウ病に関する公式な発表や発言は一切ない
結論から言うと、本田選手自身や所属事務所から、現在に至るまで「バセドウ病である」あるいは「甲状腺の手術を受けた」という公式な発表や確定的な発言は一切出されていません。
彼ほどの世界的スターであれば、病気を公表することで世間の同情を集めたり、パフォーマンスが落ちた時の「言い訳」にしたりすることもできたはずです。しかし、本田選手はそれを絶対にしませんでした。
アスリートにとって、自身の健康状態や弱点を公にすることは、対戦相手に隙を与えることにも繋がります。何より「ケイスケホンダ」の美学として、ピッチに立つ以上は常に100%の責任を背負い、病気やコンディションを言い訳にしてファンを落胆させることを極端に嫌ったのだと推測されます。沈黙を貫き、ただピッチ上での結果だけで証明しようとする姿勢は、彼の並外れた精神力を物語っています。
レーシック手術については「満足している」と明言
一方で、いわれのない「レーシック手術の失敗」という噂に対しては、きっぱりと否定しています。
本田選手は過去のインタビューやメディアの取材に対し、「レーシックの手術には大変満足している」と明言しています。視力が上がったことでボールの軌道や周囲の状況がより鮮明に見えるようになり、自身のプレーの質が向上したとポジティブに語っています。
彼自身が手術を担当したクリニックの広告塔としての役割も果たしていたこともあり、手術そのものが目のおかしな変化の原因ではないことは、本人の口から明確に否定されている事実です。
【2026年現在】本田圭佑の現在の状態とトレードマークの秘密
現役の第一線から退き、新たなフィールドで活躍を続ける2026年現在、本田選手の目の状態や健康状態はどうなっているのでしょうか。
現在も健康状態に問題なし!世界を飛び回るタフな活動ぶり
現在の本田圭佑選手は、実業家として「KSK Angel Fund」を通じたスタートアップ投資、教育事業、自身のYouTubeチャンネルやSNSでの精力的な発信、さらにはサッカークラブの運営や指導など、現役時代以上に多忙でタフな日々を送っています。
もし現在も重篤な病気を抱えていたり、体調に大きな不安があったりすれば、これほどまでに世界中を飛び回り、プレッシャーのかかるビジネスの最前線で戦い続けることは不可能です。
目の突出感については、現在も以前(若い頃)と比べると残っているように見えますが、それは一度変化した外見が定着したものであり、現在の健康状態や日々のパフォーマンスに悪影響を与えている様子は全くありません。むしろ、年齢を重ねたことでより凄みと貫禄を増した「大人の男の顔」として、新たな魅力を放っています。
いつもサングラスをかけている理由とは?
現在の本田選手といえば、公の場やメディアに出演する際に、必ずと言っていいほど「サングラス」を着用しているのがトレードマークとなっています。これにも「目を隠しているのでは?」という声が一部であります。
確かに、バセドウ病の眼症を患った場合やレーシック手術後は、目が光に対して敏感になる(眩しさを感じやすくなる)傾向があるため、医療的な観点から目を保護する目的でサングラスを着用している可能性は十分にあります。
しかしそれ以上に、現在の彼にとってサングラスは「ケイスケホンダ」という絶対的なブランドを確立するための重要なファッションアイテムとなっています。彼の愛用する高級ブランドのサングラスは常にファンの間で話題になり、彼自身のカリスマ性を高めるための「鎧」のような役割を果たしています。単なる病気隠しなどではなく、自身の見せ方を完全にコントロールする自己プロデュースの一環であると言えるでしょう。
まとめ:病気の真相は不明だが、本田圭佑の圧倒的な活躍は現在も進行中!
本田圭佑選手の「目がおかしい」と言われる理由について、バセドウ病の疑い、首の手術跡、レーシック手術の噂などの観点から検証してきました。
病気に関する公式な発表がない以上、すべての真相を断定することはできません。しかし、客観的な事実や時系列を追っていくと、ACミラン移籍前後の最もプレッシャーがかかる時期に、彼が人知れず大きな身体の異変(おそらく甲状腺疾患に関連するもの)と闘い、それを乗り越えるための手術を受けていた可能性は極めて高いと言えます。
ここで私たちが最も称賛すべきは、「目が変わった原因」そのものではなく、「これほどまでに明らかな体調の異変や身体的苦痛があったであろう時期に、一切の言い訳をせず、日の丸を背負ってACミランの10番として戦い続けた」という事実です。
凡人であれば心が折れてしまうような状況でも、本田圭佑は決して弱音を吐かず、結果にこだわり続けました。その強靭なメンタリティこそが、彼が世界的なレジェンドとして尊敬を集める最大の理由です。
「目の変化」は、彼が命を削ってサッカーに打ち込み、極限の闘いを潜り抜けてきた誇り高き「勲章」なのかもしれません。2026年現在も、フィールドを変えて圧倒的な熱量で挑戦を続ける本田圭佑さん。彼の今後のさらなる活躍から、これからも目が離せません。